IT系の「もの」と「技術」のメモ

変わりつつある PC と Windows の存在感

PC と Windows OS だけではなく、様々なデバイスや OS が出てきたことで、選択肢が増えた分、各用途に応じてどのデバイス、OS が良いかを考える時代になりました。
そこで今一度 Windows の存在やその他の選択について、メリット、デメリットも含めて、整理してみたいと思います。

PC とスマートフォン

Windows 95 以降、PC の OS を席巻してきた Windows ですが、iOS や Android 等のスマートフォン、タブレット機器に使用シェアを押されており、私自身、Windows マシンを使う事や、PC 自体を使う事があまりなくなりました。
実際に80%近くがスマートフォンからの訪問である Web サイトもあります。
つまり、大半の事はスマートフォンでできてしまいますし、PC を使うシチュエーションは、私の場合 Web サイトの開発時程度です。

Windows と Mac

また、PC と言っても私は Mac に完全に乗り換えており、Windows マシンはたまにしか使いません。
とはいえ、Microsoft も Windows 8.1 Update でデスクトップ環境をかなり改善してきており、タブレット兼ノートPCである Surface Pro 3 も非常に魅力的な製品です。

企業向けでは

また、企業においては、まだまだ Windows マシンが大半を占め、Windows の牙城はそう簡単には崩れそうにはありません。
もちろん、それはドメイン参加やグループポリシーでの一括管理など、企業にとっては Windows には優れた所も数多くあるからです。
明日から Linux や Mac とは、なかなかいかないでしょう。
ただ、多くのアプリが Web ベース、クラウドになっている昨今、Windows も安泰ではありません。

サーバーOS

一方サーバー用途においては、Linux が多くのシェアを占め、Windows Server は押され気味です。
Linux はオープンソースである点だけではなく、Apache や BIND、Postfix、MySQL、PostgreSQL 等、業界標準とされているアプリが無料で使用でき、サーバーとして必要十分であるためです。
もちろん Windows 版の Apache や BIND 等も存在しますが、当然ながら Windows 標準のアプリではなく、あえて標準の IIS や Windows DNS など、Microsoft の機能を使う理由がなければ、わざわざライセンス料の高額な Windows Server にする理由はないのでしょう。
また、Linux は Windows とは異なり、SSH 等の、CUI ですべての管理が行える事が何よりも優れている点です。
OS は MS-DOS から Windows へと、CUI から GUI に進化していくという考えは、必ずしもサーバー OS には当てはまらないのです。

個人用途

また、個人使用であれば、少々お金を出してでもコンパクトでデザイン性の優れた Mac を選ぶ方も増えており、Mac は Boot Camp というネイティブで Windows と共存できる機能も後押しし、Windows ではなく、Mac を選択する事のデメリットが無くなっているのがその理由ではないかと思います。
MacBook は Mac であるのはもちろん、最強の Windows ノートの1つでもあるのです。

開発用途

また、Web サイトの開発者等にとっては、多くのレンタルサーバーや VPS では Linux を使用しているため、Mac OS X のように UNIX ベースの方が親和性が高く、開発効率も良いという点があります。
例えば、UNIX 系は大文字小文字の区別がありますが、Windows はありません。
また、改行コードは、UNIX 系は LF ですが、Windows は CRLF です。
※Mac OS 9 までは CR でしたが、OS X 以降は UNIX ベースであるため、Linux と同じ LF です。

まとめ

これらの点から、Windows の立ち位置が、一時期よりも微妙になってきた感があります。
つまり、企業向け以外では Windows OS にすべき魅力的な要素がなくなってきている、複数の魅力的な選択肢が出てきたという事なのです。

但し、Microsoft もサーバー製品においては、Linux とシェアをほぼ二分している状況でもあり、また上述したように企業向けの OS としては、今のところ右に出る OS はありません。
この優位に立っている部分を、タブレットや個人向けにマージできれば、また状況も大きく変わるかもしれません。
とにかく現在の OS の鬩ぎ合いについては、これからも目が離せませんね。

公開日:2014年06月07日

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