Ubuntu+Mac日本語キーボードでの「かな」「英数」での日本語入力切り替え設定

Macの日本語キーボード環境にUbuntuをインストールした場合に、Mozcで「かな」キーと「英数」キーで日本語入力のオン・オフを切り替えたい場合の設定です。

1. インプットメソッドを Fcitx5 に変更する

インプットメソッド(IM)を IBus から Fcitx5 に変更します。

fcitx5-mozc のインストール

sudo apt install fcitx5-mozc

「言語サポート」を起動し、「キーボード入力に使うIMシステム」を「Fcitx5」に変更します。

一旦OSを再起動します。

2. Fcitx5 の設定

「Fcitx5 の設定」を起動し「入力メソッド」タブで「キーボード-日本語」と「Mozc」のみであることを確認します。

次に「グローバルオプション」タブで「次の入力メソッドに切り替える」と「前の入力メソッドに切り替える」を両方とも右側の「-」ボタンをクリックし「空」に変更します。

3. Mozc の設定

「Mozc の設定」を起動し、「キー設定」「キー設定の選択」の [編集] 画面から、以下のように「IME を無効化」に「かな」(Hiragana)キーを割り当て、「IME を有効化」に「英数」(Eisu)キーを割り当てます。

具体的には、入力キー欄が「Hiragana」でモード欄が「変換前入力中」「変換中」「直接入力」「入力文字なし」の各コマンド欄を「IME を無効化」に変更します。同様に入力キー欄が「Eisu」でモード欄が「変換前入力中」「変換中」「直接入力」「入力文字なし」の各コマンド欄を「IME を有効化」に変更します。

Note設定するキーが逆では?と思うかもしれませんがこれで正しいです。というのもxevで確認すると分かりますが、そもそも「英数」は「Hiragana」、「かな」は「Eisu」と逆に認識されているのです。なので「かな」キーを押すと「Eisu」キーが押されたことになり、IME が有効になります。

重複して他のキーの割り当てもありますが、不要であれば削除しても大丈夫です。(そのままでも害はありません)

OSを再起動後、設定が反映されます。

公開日:2025年03月25日
最終更新日:2025年03月25日

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