macOSでMySQLをアップグレードする場合のバージョン管理
macOSに新バージョンのMySQLのパッケージ(DMG)をインストールすると、プログラムは /usr/local/ 配下の mysql-version-osx**.**-x86_64 のディレクトリに配置され、/usr/local/mysql に対して自動で新バージョンのディレクトリへのシンボリックリンクが張られます。
$ ls -la /usr/local/
total 104
...
lrwxr-xr-x 1 root wheel 28 6 19 15:24 mysql -> mysql-5.7.13-osx10.11-x86_64
drwxr-xr-x 3 root wheel 102 10 18 2014 mysql-5.5.25-osx10.6-x86_64
drwxr-xr-x 4 root wheel 136 6 19 14:52 mysql-5.6.21-osx10.8-x86_64
drwxr-xr-x 12 root wheel 408 6 19 15:25 mysql-5.7.13-osx10.11-x86_64
なので、新バージョンをインストール後、古いバージョンはディレクトリごと削除すればいいだけです。
なお、データベースのデータに関しては、そのまま新バージョンのディレクトリにコピーすると問題が起きる可能性があるため、事前にダンプを取得し、新バージョンにリストアするのが無難です。
ちなみに、MySQLのパッケージはhttps://dev.mysql.com/downloads/mysql/からダウンロードします。
公開日:2016年06月22日