楽天カードとAmazonカード比較!長年両方使った感想

僕は楽天とAmazonでよく買い物をするので楽天カードとAmazon Mastercard クラシック(以下、Amazonカード)の両方を契約しており、数年利用しています。 そこで今回はこの両方のカードを実際に使ってみた所感も含めて比較してみたいと思います。

年会費

楽天カードの年会費は無料です。
一方、Amazonカードの年会費は1,375円かかります。

但し、Amazonカードの年会費は1回でも利用すれば翌年の年会費は無料になります。 つまりまったく使わず放置さえしなければ年会費は実質的に無料と言えるでしょう。

楽天 Amazon
年会費 無料 1,375円(但し1回利用で翌年無料)

Amazonで全く買い物をしないのであれば楽天に軍配が上がりますが、そうでないなら引き分けと言えるでしょう。

ポイント還元率

まず、楽天もAmazonもカードを使えばポイントがもらえます。 このポイントが貯まる事がこれらのカードを使う一番のメリットであると言えるでしょう。

楽天は楽天市場以外での利用では100円につき1円(還元率1%)の楽天スーパーポイント(以下、楽天ポイント)貯まります。 つまり毎月30,000円使うのであれば、毎月300ポイント貯まっていくことになります。 また、楽天市場での利用であればポイントが最大3倍(還元率実質3%)になります。

一方、Amazonカードの方はプライム会員であるかないか、Amazonで利用するかどうかで還元率が変わります。 Amazonプライム会員の場合、Amazonで利用した場合還元率は2%です。 Amazonプライム会員ではない場合は還元率は1.5%です。

ちなみにAmazon以外で利用した場合は還元率1%となり楽天カードと同じです。

このため、主に楽天市場を利用しているかAmazonを利用しているかでどちらのカードがお得かが変わってきますね。

楽天 Amazon
ポイント還元率
楽天市場で利用3%
楽天市場以外で利用1%

Amazonで利用
プライム会員 2%
非プライム会員 1.5%

Amazon以外で利用 1%

ということでポイント還元率は楽天市場を利用するかAmazonを利用するかで変わってきますが、どちらも利用しない場合は還元率は1%で同じであるため、引き分けとします。

NoteAmazonプライム会員は年間会費として4,900円(税込)かかります。それでもAmazonでの買い物時のお急ぎ便・日時指定が無料である点やPrime Videoの会員特典対象の映画やTV番組が見放題など、メリットは大きく加入されている方は多いのではないでしょうか。 実際会費は高いのですがそれ以上の利点があり、自分にとっては必須となっています。そういった方にはAmazonカードで購入することで更にお得になると言えますね。

スマホアプリ

楽天カードはスマホアプリが充実しており便利です。
過去1年間分のご利用明細の確認はもちろん、家計簿機能もあり過去1年以上前の利用明細も保存しておけ、特に確定申告時の帳簿付けに重宝しています。

利用明細の詳細では初回請求月、月の支払金額、繰越残高、支払総額、変換レート(海外利用の場合)なども確認でき、アプリの作りには好感が持てますね。

また楽天の各種サービス(楽天ポイント、Edyチャージ、楽天銀行カードローン)へのリンクもまとまってあり、金融系を楽天に一本化される方には非常に便利ですね。

Amazonカードの方は、三井住友カードのVpassを利用する事になります。
こちらのアプリも使い勝手は良く、楽天と同様にTouchIDログインや家計簿機能が実装されています。 但し利用明細の詳細表示に関しては支払い予定月、分割回数のみと楽天に比べてシンプルな設計となっていますが必要十分でしょう。

また家計簿機能(家計管理)については、Moneytreeと連携しており、ご利用の銀行口座(三井住友意外も)の収支やクレジットカード(Amazonカード意外)も確認が可能となっており、家計簿機能に関しては非常に充実しています。

楽天 Amazon
TouchIDログイン
家計簿機能 ○(独自) ○(Moneytree)

あくまでも個人的な評価ですが、詳細な明細表示や使い勝手という点で楽天に軍配を上げさせていただきます。

スマホ決済

スマホ決済に関してはポイントの機能になりますが、連携機能として重宝するため併せて紹介したいと思います。

楽天カードの場合、利用に応じて1%の楽天ポイントが貯まりますが、そのまま楽天ペイとしてスマホ決済にも利用できます。

楽天ペイのサイトより

楽天ペイの利用加盟店は多く、殆どのコンビニ(セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン、ミニストップ)で現金と同様に支払いに利用でき、僕はスマホ決済は楽天ペイがメインとなっています。

一方Amazonポイントの方は残念ながらスマホ決済サービスとの提携はありません。

Noteただ、Amazonポイントはスマホ決済には使用できませんが、獲得したポイントはAmazonでの購入に全額使用している状況であり、ポイント利用という点では特に損はありません。

楽天 Amazon
ポイントでのスマホ決済 ○(楽天ペイ) ×

スマホ決済連携に関しては楽天に軍配が上がります。

携帯電話(スマートフォン)

僕は2019年の1月からスマートフォンをauから楽天モバイルに変更していますが、圧倒的な低利用料金にかなり満足しています。 auの頃は、フラット定額7GB(auフラットプラン7プラス)の加入で月額9,000円以上かかっていたのが、楽天モバイルにして月額2,000円以下と大幅に携帯料金を抑える事ができました。

料金に関しては雲泥の差ですが、これでも高速データ通信5GBプランに加入しての料金で、まさに破格と言えるでしょう。

楽天モバイルの良さに関してはまた別の話になるので本題に戻しますと、楽天モバイル利用者の利点として、楽天モバイルの利用料金の支払いが楽天ポイントでできる点です。
楽天ポイントで支払うかどうかはアプリ側で設定できますが、楽天カードを利用して還元された楽天ポイントで楽天モバイルの支払いも可能となり、楽天モバイルに変更する場合は、断然、楽天カードがお得で便利と言えます。

楽天 Amazon
ポイント払い ○(楽天モバイル) ×

携帯電話連携に関しても楽天に軍配が上がります。

審査

審査に関しては、クレジットカード機能を付けるには、楽天カードはJCBやMastercard、VISA、アメリカン・エクスプレス、AmazonカードはMastercard一択となり、それぞれの信販会社での審査が必要です。 特に過去に支払い遅延を繰り返したり、自己破産したりなどでブラックリスト(個人信用情報)に載ったりなどしていなければ、一定の安定収入がある方であれば審査は通るのではなかと思います。

Noteなお、Amazonカードの審査期間中は上限30,000円まで利用可能なテンポラリーカードが利用できます。(テンポラリーカードは実際のカードは発行されません。)

楽天 Amazon
信販会社 JCB
Mastercard
VISA
アメリカン・エクスプレス
Mastercard
審査期間 即時~12時間 3分(即時審査)
3営業日~3週間(通常審査)
カード到着 1週間~10日間 1週間程度

最後に

僕はスマートフォンは楽天モバイルを利用しており、またスマホ決済は楽天ペイをメインで利用しているため楽天カードをメインのカードとして使用しています。
但し、ネットでの買い物はもっぱらAmazonでよくするし、Amazonプライム会員でもあるのでAmazonカードも所持しています。

どちらにもそれぞれメリットがあるため、自分の用途に合わせて選択していただければと思いますが、僕のようにどちらの利点も享受するために両方とも契約してしまうのもありかと思います。

以上、楽天カードとAmazonカード比較!長年両方使っている僕の感想でした。

公開日:2019年12月31日
最終更新日:2021年08月14日

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